曖昧さのあるデザイン
冒険には変化がつきものです。ちょっと気分を変えたくなったり、新しいことがしたくなったり、メンバー構成が変わったり。そんな時、空間の使い手が自分で手を動かして変化させられる余白が残されていることが大切だと思っています。「曖昧さのあるデザイン」とは、その変化を受け入れながら成立する寸法や素材、形を決めるデザイン概念です。序章が終わっていよいよ冒険に繰り出したあとは、どんどん自分色に染めていってもらえるような、そんな空間作りを目指しています。願わくば数年後、私の思いも寄らない空間に変化している姿を見ることを楽しみにしています。